私たちは、いろんな器官や臓器が集まることにより「人間」という一つの緻密な生命体として成り立っていますが、その身体を構成する最小単位は約60兆個にもおよぶ「細胞」です。

各細胞は目的ごとに集まり、まず「組織」を作ります。

そして、それら組織の集合したものが「器官」であり、心臓や肝臓などの特定器官は、臓器と呼ばれています。

共同して一連の作業を行なう消化器などの各器官たちは「器官系」と称されますが、それら幾つかの器官系が秩序を持って配列され、各々の役割を果たすことにより、全体として調和のとれた『人体』が作りあげられているのです。