『運動器系』の雑学

「関節」の形には、どんな種類があるの?

関節は骨と骨を連結する部分で、骨の端は「関節軟骨」に覆われるとともに、それらは「関節包」と呼ばれる強靭な結合組織の膜に包まれ、その中は動きを円滑にするための滑液に満たされています。

そして関節には、様々な形状がみられますが代表的なものとして、「球関節」「臼関節」「蝶番関節」「車軸関節」「顆状関節」などの種類があるのです。

人体の関節で例を挙げていくならば 肩関節は骨頭部がボールの形をした「球関節」。

股関節は餅ツキの臼(うす)の形をした「臼関節」。

指の関節は扉の蝶番のような「蝶番関節」。

腕の橈尺関節はタイヤのように回転する「車軸関節」。

膝関節は関節面が楕円形をした「顆状関節」といった具合です。