『消化器系』の雑学

「舌」が、筋肉ってホントなの?

はい、本当です。

舌は、腕や足の筋肉と同じ横紋筋で出来た筋肉の塊でその役割は、もちろん「味覚」を感じることですが「咀嚼」や「嚥下」、そして「発声」にも深く関与しています。

また舌の表面には小さなザラザラとした突起がたくさん有りますがこれは「舌乳頭」と呼ばれ、その場所や大きさ、また食品の味を感じる器官である「味蕾」の有る無しにより、糸状乳頭・茸状乳頭・有郭乳頭・葉状乳頭の4種に区別されています。

舌の表面に付着した白っぽい苔のようなものは「舌苔」と呼ばれ、それは糸状乳頭から剥がれ落ちた上皮や食品カス・細菌なのです。