『神経系』の雑学

「脳」の重さって、どれくらいなの?

脳は「大脳」「小脳」「脳幹」からなり、ある程度の個人差は有るものの、その全重量は、1,200~1,400g、とされています。

そのうち大脳は全重量の約80%を占め、コンピューターにも劣らぬ高度な情報処理を行っています。

また、小脳は全重量の約10%強の重さを持ち、運動機能の調整をしてくれているのです。

それに対し、脳幹はその字の如く、脳の幹にあたる部分で「間脳」「中脳」「橋」「延髄」により構成され、それらは大脳・小脳および脊髄を結ぶ中継点で、自律神経・ホルモン・呼吸・循環などといった人間の生命維持に関わる最も大事な部分でもあるのです。