『循環器系』の雑学

血管には、どんな種類があるの?

人体の血管は機能と太さから、大動脈・動脈・細動脈・毛細血管・細静脈・静脈・大静脈の7種類に分類されます。

心臓を出た血液は、まず太い「大動脈」を通り、何本もの「動脈」に枝分かれしたあと更に細かく分岐を繰り返した「細動脈」そして末梢組織の中で「毛細血管」となった血管網で酸素と二酸化炭素、および栄養と老廃物などの交換を身体各所の細胞や肺胞の細胞との間で行います。

また、その毛細血管網は「細静脈」へと連なり、お互いに合流して「静脈」となり、それらが集まり太い「大静脈」として再び心臓へと血液を運んでいくのです。