現代病とも言われる「うつ病」は精神疾患の中でも最も多いとされるもので、抑うつ気分・興味や喜びの消失・意欲の低下・思考力や集中力の減退のほか、無価値観・焦燥感・罪責感・自殺念慮および食欲や体重の異常・睡眠障害などが生じる疾患で、再発しやすく、日本人の約3%前後がうつ病に罹かっていると言われています。
発症年齢は、20代後半~30代が最も多く、中高年での初発も珍しくありません。
原因は、まだ定かではありませんが、ストレスなどによって脳内の神経伝達物質である「セロトニン」や「ノルアドレナリン」の働きが低下することにより発症するとされています。