『心と精神』の雑学

「ADHD」って、どんなものなの?

ADHDは「Attention Deficit Hyperactivity Disorder」という英語の頭文字をとったもので、日本語では「注意欠陥多動性障害」と表現されます。

これは環境に対する応答をうまくコントロールすることが出来ないため、不注意・多動性・衝動性が現れる7歳以前の子供に初発する疾患で「集中することが難しく気が散る」「しきりに手足などを動かし、じっと座っていられない」「他人の行為の邪魔をする」などといった症状が現れます。

些細なことでカンシャクを起こし、強く反応することも多いが、知能が低い訳ではないため、正否の判断は可能で、脳の抑制系の発達の遅れが原因と考えられる障害です。