『運動器系』の雑学

「骨格筋」には、どんな特徴があるの?

骨格筋は、骨と協力して運動を行う運動器であり、それ以外に体熱の産生や末梢組織におけるリンパや静脈血を動かす「筋肉ポンプ」としての役割も担っています。

また骨格筋は、急速に収縮し強い力を出せるものの持久力に欠ける「白筋」と、急速には収縮できないが持久力に長ける「赤筋」に分けられます。

白筋は「早筋」とも呼ばれ、走ったり物を持ち上げたりするときに働く、鯛やヒラメといった磯魚タイプの白い筋肉です。

それに対し、赤筋は「遅筋」とも呼ばる姿勢の維持などを担う筋肉で、マグロなど一生泳ぎ続ける回遊魚と同じ赤い色をしています。