肺は左右一対の半円錐形をした器官で、その底面は「肺底」、頂点にあたる上端は「肺尖」と呼ばれています。
肺は、右と左でその構造に違いがあり、右肺は上葉・中葉・下葉の3葉に、左肺は上葉・下葉の2葉に分かれているのです。
また肺の内側には、気管支・血管・神経などが出入りする「肺門」があり肺底は横隔膜に接しています。
肺に入った気管支は、まず各肺葉に向かう幾つかの「葉気管支」に分かれ、次に何本かの「区域気管支」に分かれたあと更に分岐を繰り返し、およそ3~5億個あるとされる「肺胞」へと繋がります。
そして肺胞は、とても小さくナントその直径は約100~200㎛です。