『心と精神』の雑学

「摂食障害」って、どんなものなの?

摂食障害は、心理社会的要因や摂食調節機構の障害で生じる、若い女性に多い食行動の異常を主体とする疾患で「神経性食欲不振症」と「神経性過食症」の2つに分けられます。

しかし、この両者は互いに移行し、痩せ願望や体重増加への極端な不安などから拒食・過食・嘔吐などを繰り返し、痩せ・肥満・血圧低下・無月経・低体温・脱毛・味覚障害・骨粗鬆症・脱水・低血糖および、不安・抑うつ・睡眠障害などといった様々な症状を引き起こしてしまう怖いもので、そのうち約5~8%が飢餓や自殺で命を落としてしまっているのです。

また好発年齢は、12~25歳くらいと若く、その99%は女性です。