自己を肯定的に評価していれば自尊感情が高く、否定的に評価していれば自尊感情が低い。一般に人間は、自尊心を高く維持する、あるいは高揚するよう動機づけられているとされており、広範な人間行動を説明する様々な理論の基礎となっているのである。また、極端に低い自尊心は、心理学的障害の可能性を示唆するものとみなされ、特にうつ病に特徴的である。自尊心・自己評価とも言い、自分の価値や能力観を指すものである。