フロイト,S.の心理・性的発達段階における第二段階のこと。(1歳後半から3~4歳位までの時期)この段階の幼児は、肛門領域に快感を得るとされている。この時期の幼児は、トイレット・トレーニングを経験し、親の叱責と賞賛を通して、自分で自分をコントロールできるという自信=自律性を身につける。外界に対する主張的で能動的姿勢、自我が芽生える。ゆえにこの時期は、子供が独自性を主張し、何でも自分でやりたがる第一次反抗期でもある。