漢方生薬

螳螂巣

よみかた とうろうそう
生薬種別 収斂固渋薬
薬味薬性 甘、鹹 / 平

異称別名 および 処方用名

基原炮製
原材料と加工法

カマキリ科のテノデラ属オオカマキリ、スタティリア属コカマキリ、マンティス属ウスバカマキリ、ハラビロカマキリ属ハラビロカマキリなどの卵鞘

適応疾患 および 対象症状

遺精、早漏、尿漏れ、頻尿、滑精、白いおりもの など

薬理作用

強精強壮、尿漏改善、頻尿改善、帯下改善、止帯作用 など

東洋医学的弁証
東洋医学の診断に基づく対象疾患・症状

腎精不足、陽痿遺精、遺尿尿頻、白帯過多、膀胱失約、精関不固

治法・治療原則
東洋医学的治療法と治療原則

補腎助陽、固精縮尿、収斂固渋、収渋止帯

帰属経絡
治療効果を発揮する主な経絡と臓腑

肝、腎

この生薬を用いる「漢方方剤」

方剤名 出典(処方来源)
桑螵蛸散《本草衍義》
菟絲子丸《済生方》
内補丸《女科切要》