基原炮製
原材料と加工法
モクセイ科イボタノキ属トウネズミモチの成熟果実
適応疾患 および 対象症状
足腰のだるさ、手足の脱力感、午後の発熱、若白髪、ふらつき、めまい、眼のかすみ、視力低下 など
薬理作用
視力改善、老化防止、筋力向上、目眩改善、解熱作用、発毛作用、熱感改善、聴力改善、耳鳴改善 など
東洋医学的弁証
東洋医学の診断に基づく対象疾患・症状
肝腎陰虚(肝と腎の陰液が不足しのぼせやめまいが生じる)、頭暈目眩(めまいと目のくらみ)、鬚髪早白(ひげや髪が早く白くなる)、腰膝無力(腰と膝に力が入らない)、骨蒸潮熱(骨蒸と潮熱)、目暗不明(視力が低下しものが見えにくい)、耳鳴霧視(耳鳴りと視界がかすむ)
治法・治療原則
東洋医学的治療法と治療原則
滋腎養肝(腎を滋養し肝を養う)、生発烏髪(髪を生じ黒くする)、退翳明目(翳を退け目を明らかに)、清退虚熱(虚熱を清め退ける)、補肝腎陰(肝腎の陰を補う)、養肝明目(肝を養い目を明らかに)、補腎滋陰(腎を補い陰を滋養する)