処方構成
この方剤を構成する生薬の組み合わせ
| 生薬名 |
原材料と加工法 |
| 女貞子 | モクセイ科イボタノキ属トウネズミモチの成熟果実 |
| 旱蓮草 | キク科タカサブロウ属のタカサブロウおよびアメリカタカサブロウの全草 |
| 煉蜜 | 火を通したミツバチ科ミツバチ属のトウヨウミツバチおよびセイヨウミツバチなどが集めた花の蜜 |
適応疾患 および 対象症状
ふらつき、眼のかすみ、視力低下、不眠、多夢、若白髪、遺精、夢精、滑精、足腰の脱力感、舌が紅い、舌苔が少ない、脈が早い など
薬理作用
視力改善、老化防止、睡眠改善、筋力向上、目眩改善、強精強壮、舌色改善、舌苔改善、整脈作用 など
東洋医学的弁証
東洋医学の診断に基づく対象疾患・症状
肝腎陰虚、鬚髪早白、頭暈目眩、腰膝酸軟、目暗不明
治法・治療原則
東洋医学的治療法と治療原則
滋腎養肝、烏髪明目
- 『方剤種別』については、複数の漢方方剤種別に属する方剤もあるが、当該方剤の薬理作用が最も顕著にあらわれる漢方方剤種別に基づき、単一の方剤種別に属させている。
- 『東洋医学的弁証』および『治法・治療原則』については、中医用語に精通していない一般の方を考慮し、あえて重複表現を一部用いている。
- 『適用疾患および対象症状』については、当該方剤が直接的に効力を示す疾患・症状に加え、間接的に効力を示す疾患・症状についても併記している。
- 『この方剤の持つ「薬理作用」』については、当該方剤の直接的な薬理作用に加え、間接的な薬理作用についても併記している。