基原炮製
原材料と加工法
ヒト科ヒト属ヒトの尿(10歳以下の男児の尿)
適応疾患 および 対象症状
喀血、吐血、鼻出血、産後のめまい、せき、眼の充血、眼の痛み、熱感、打撲、子宮出血 など
薬理作用
止血作用、目眩改善、鎮咳作用、創傷回復、鎮痛作用、熱感改善、解熱作用、疲労回復、血行改善、消腫作用 など
東洋医学的弁証
東洋医学の診断に基づく対象疾患・症状
虚労咳血(虚弱による咳と血痰)、骨蒸発熱(骨蒸による発熱)、吐血衄血(吐血と鼻血)、跌打損傷(打撲による外傷)、血瘀作痛(血の滞りによる痛み)、産後血暈(出産後の血のめまい)、目赤腫痛(目が赤く腫れ痛む)、子宮出血(子宮からの出血)
治法・治療原則
東洋医学的治療法と治療原則
滋陰降火(陰を滋養し火を降ろす)、止血散瘀(出血を止め瘀血を消散)、涼血散瘀(血を冷やし瘀血を散らす)
帰属経絡
治療効果を発揮する主な経絡と臓腑
心、肺、膀胱、腎