チックなどの習慣化した不適応行動を意識的に集中反復させて、反復後に一定の休息を与える、という過程を繰り返し行う。それにより、反復による疲労や徒労感が学習され、症状が消失するというもの。チックのほか、吃音や心因性失語などが適用対象となるのである。消去すべき症状を意識的に反復させるという逆説的な技法。行動理論に基づく技法で条件性制止法とも呼ばれる。