サイコドラマにおける副治療者であり、即興劇の役者兼助監督。主役であるクライエントの相手役となって、クライエントが自己の内面を演劇として表現するのを助ける役割。技法として、主役の役割を補助自我がそのまま演じる「ミラー」や、主役と補助自我の役を入れ替えて演じる「役割交換」、主役の分身を補助自我が演じ、2人で主役の内面を話し合う「ダブル」などがあり、サイコドラマにおいて補助自我の役割は重要であるとされている。