代表的な行動療法。エクスポージャーと逆制止法が合わさったもの。逆制止法とは、不安や恐怖に対して、拮抗する反応(リラックス状態)をぶつけることで打ち消す技法で具体的な方法としては、①不安拮抗反応を獲得する、②不安階層表を作成、③不安階層表に基づいて、不安の低い場面からイメージさせるとともに逆制止法を行い、不安が解消されたら次の段階へ進む、というのが一般的。ウォルピ,J.により考案。イメージではなく現実場面を使う現実脱感作法も用いられる。