個人がある社会に属し、知識・価値・言語・社会的技能・知能を獲得しながら適応的に行動できるようになる過程のこと。個人の周囲に親・教師・近隣者といった重要な文化・制度の担い手がいて、賞罰などの強化や条件付け、同一化、モデリングの諸契機となることが前提に必要となる。対極には、個人がそれぞれ特異な特性・能力・行動様式を発揮していく個性化概念があり、社会化とともにバランスを持って発達していくことが求められる。