ソーンダイクが、問題箱を使って試行錯誤による学習を明らかにしたのに対し、ケーラー,W.は、類人猿を被験動物として用い、道具を組み立てて餌を取る実験を行なった。試行錯誤ではなく、過去経験や状況を統合して解決の見通しを立て、洞察的な課題解決学習が行われることを解明した。結果的にそこでの学習は、悉無律的な不連続曲線となる。