コッホ,K.により考案された投映法で、バウムテストともいう。子供から大人まで適用範囲が広く、集団施行も可能で、所要時間も短かく臨床現場で広く活用されている。A4版の紙と鉛筆、消しゴムを用意し、「実のなる木を1本描いて下さい」と指示し、その画像の全体的印象、樹木の各部の形態、空間図式の検討などについて分析。子供の発達検査としての側面もある。しかし、自由度が大きい分客観性が低く、他の検査や面接で得られれたデータと組み合わせて解釈する必要がある。