行動主義・精神分析・人間性心理学といった、西洋の心理学モデルの限界を超える為に提唱された超個人的心理学。1960年代にアメリカを中心に発生した様々な人間性回復運動の中から誕生したもので、西欧的自我・個人中心主義を相対化するとともに、文化的・宗教的にも多様な価値観の融和を図るものである。