漢方生薬

生礬

よみかた しょうばん
生薬種別 外用薬
薬味薬性 酸、渋 / 寒

異称別名 および 処方用名

基原炮製
原材料と加工法

硫酸カリウムアルミニウム十二水和物

適応疾患 および 対象症状

意識障害、喘鳴、痰のつまり、てんかん、黄疸 など

薬理作用

意識回復、黄疸改善、呼吸改善、去痰作用、精神安定 など

東洋医学的弁証
東洋医学の診断に基づく対象疾患・症状

風痰壅盛、中風神昏、癲癇発狂、湿熱黄疸

治法・治療原則
東洋医学的治療法と治療原則

清熱退黄、祛風痰濁

帰属経絡
治療効果を発揮する主な経絡と臓腑

肺、肝、胆

この生薬を用いる「漢方方剤」

方剤名 出典(処方来源)
救急稀涎散《聖済総録》
急救稀涎散《聖済総録》
冷哮丸《張氏医通》