漢方生薬

煅蛤粉

よみかた たんごうふん
生薬種別 清熱化痰薬
薬味薬性 苦、鹹 / 寒

異称別名 および 処方用名

煅蛤殻 など

基原炮製
原材料と加工法

強火で焼いたマルスダレガイ科のオキシジミ属オキシジミおよびハマグリ属タイワンハマグリなどの貝殻

適応疾患 および 対象症状

胃痛、呑酸、火傷、湿疹、皮膚のかゆみ など

薬理作用

鎮痛作用、発疹消退、止痒作用、皮膚再生、創傷回復 など

東洋医学的弁証
東洋医学の診断に基づく対象疾患・症状

胃痛呑酸(胃の痛みと酸っぱい液体がこみ上げる症状)、湿疹瘙痒(湿疹とかゆみ)

治法・治療原則
東洋医学的治療法と治療原則

清熱利湿(熱を清め湿を利す)、制酸止痛(酸を制し痛みを止める)

帰属経絡
治療効果を発揮する主な経絡と臓腑

肺、胃