基原炮製
原材料と加工法
タカラガイ科のキイロダカラ属ハナマルユキ、ヒメホシダカラ属ヒメホシダカラ、ハチジョウダカラ属ヤクシマダカラなどの貝殻
適応疾患 および 対象症状
頭痛、めまい、眼の痛み、眼の充血、驚きやすい、不眠、動悸 など
薬理作用
鎮痛作用、精神安定、目眩改善、視力改善、止血作用、睡眠改善、動悸改善、消腫作用 など
東洋医学的弁証
東洋医学の診断に基づく対象疾患・症状
肝陽上亢(肝の陽気が上昇し頭痛やめまいが生じる)、頭暈目眩(めまいと目のくらみ)、肝火上炎(肝火が上部に上昇する)、目赤腫痛(目が赤く腫れ痛む)、肝陽擾心(肝陽が心を乱す)、心神不寧(心神が落ち着かない)、驚悸失眠(驚きやすく眠れない)、頭痛目赤(頭痛と目の充血)
治法・治療原則
東洋医学的治療法と治療原則
平肝清熱(肝を平定し熱を清める)、平肝定驚(肝を平定し驚きを定める)、平肝明目(肝を平らかにし目を明るく)