基原炮製
原材料と加工法
マメ科ネムノキ属ネムノキの樹皮
適応疾患 および 対象症状
怒りやすい、憂鬱感、不眠、不安感、焦燥感、肺化膿症、せき、胸の痛み、膿性喀痰、打撲、捻挫、皮下出血 など
薬理作用
精神安定、抑鬱改善、創傷回復、睡眠改善、鎮痛作用、消腫作用、去痰作用、鎮咳作用、止血作用、血行改善、排膿作用、消炎作用 など
東洋医学的弁証
東洋医学の診断に基づく対象疾患・症状
心神不寧(心神が落ち着かない)、不安焦躁(不安感と焦燥感)、憂鬱失眠(憂鬱と不眠)、跌打損傷(打撲による外傷)、筋骨折傷(筋肉と骨の損傷)、皮下出血(皮下に出血する)、肺癰膿痰(肺膿瘍による膿性痰)、咳嗽胸痛(咳と胸痛)
治法・治療原則
東洋医学的治療法と治療原則
安神解鬱(神を安らげ鬱を解す)、活血消腫(血行を促進し腫れを消散)、生肌止痛(組織を再生し痛みを止める)、消腫排膿(腫れを消し膿を排す)、行気活血(気を巡らせ血を活かす)