適応疾患 および 対象症状
インポテンツ、せき、呼吸困難、動悸、不眠、驚きやすい、排尿障害 など
薬理作用
精神安定、強精強壮、利尿作用、鎮咳作用、呼吸改善、動悸改善、睡眠改善、止血作用、帯下改善 など
東洋医学的弁証
東洋医学の診断に基づく対象疾患・症状
心神不寧（心神が落ち着かない）、驚悸失眠（驚きやすく眠れない）、癲癇狂乱（てんかんや精神錯乱の状態）、驚癇抽搐（驚きによる痙攣）、陽痿遺精（勃起不全と夢精）、崩漏帯下（不正出血とおりものの異常）、肺寒喘咳（肺の寒による喘鳴と咳）、小便不利（小便が出にくい）
治法・治療原則
東洋医学的治療法と治療原則
鎮心安神（心を鎮め神を安ず）、安神定驚（精神を安定させ驚きを定める）、温腎助陽（腎を温め陽気を助ける）、通利小便（小便を通じ利する）、温肺下気（肺を温め気を下げる）
帰属経絡
治療効果を発揮する主な経絡と臓腑
肺、腎、心