基原炮製
原材料と加工法
マメ科ゲンゲ属ツルレンゲなどの成熟種子
適応疾患 および 対象症状
腰痛、遺精、滑精、頻尿、白いおりもの、眼のかすみ、めまい、視力低下、角膜の混濁 など
薬理作用
強精強壮、視力改善、鎮痛作用、頻尿改善、帯下改善、目眩改善 など
東洋医学的弁証
東洋医学の診断に基づく対象疾患・症状
腎精不足（腎精が不足する）、遺精滑精（夢精と無意識の精液漏れ）、白帯頻尿（おりものと頻尿）、腰痛脚弱（腰痛と足の弱さ）、肝腎不足（肝と腎の精気が不足した状態）、目暗不明（視力が低下しものが見えにくい）、目生翳障（目に翳ができる）、頭暈目眩（めまいと目のくらみ）
治法・治療原則
東洋医学的治療法と治療原則
補腎助陽（腎を補い陽を助ける）、補腎益精（腎を補い精を益す）、補益肝腎（肝腎を補い益す）、養肝明目（肝を養い目を明らかに）、固精縮尿（精を固め尿を縮める）、温補固渋（温め補い固渋する）