基原炮製
原材料と加工法
イネ科ホウライチク属セイヒチクなどの節間内に流出し凝固した液汁
適応疾患 および 対象症状
呼吸促迫、せき、喘鳴、高熱、筋肉の痙攣、意識障害、夜泣き など
薬理作用
精神安定、呼吸改善、鎮咳作用、止痙作用、意識回復、解熱作用、睡眠改善 など
東洋医学的弁証
東洋医学の診断に基づく対象疾患・症状
痰熱壅盛(痰熱が過剰に盛んな状態)、気痰喘急(気と痰による激しい喘鳴)、咳嗽喘鳴(咳と喘鳴)、痰熱驚風(痰熱による小児の痙攣)、神昏痙厥(意識混濁と痙攣)、驚癇夜啼(小児の夜泣きと驚きやすい状態)、小児癲癇(小児の癲癇)
治法・治療原則
東洋医学的治療法と治療原則
清熱化痰(熱を清め痰を化す)、熄風定驚(風を鎮め驚きを定める)、清心安神(心を清め精神を安定)、涼心定驚(心を冷却し驚きを鎮める)、清熱豁痰(熱を清め痰を除去)