風疹は俗に「三日ばしか」とも呼ばれ、風疹ウイルスが上気道粘膜に飛沫感染することによって起こる感染症で、小学校の低・中学年に多く、5年ごとに大流行します。
症状は14~21日の潜伏期間を経て、リンパ節腫脹・発疹・発熱などが現れますが、まずリンパ節腫脹が先行してみられ、その後に発疹や発熱が出現します。しかし発熱は認められない場合もあり、認められた場合でも2~3日で解熱するのに対し、リンパ節腫脹は消失するのに3~6週間もかかると言われています。
風疹に対する特別な治療法はなく、安静にして水分・栄養を補給するだけでも予後良好です。
バラ紅色の発疹・発熱・リンパ節腫脹 など
風疹ウイルス
血清学的検査 など
薬物療法・鍼灸治療 など