「足の陽明胃経」は、鼻根に起こり、上歯の中を通り、唇を巡り、下顎下縁を通り、下顎角に達し、2枝に分かれます。
その1枝は、耳前を上行し、側頭前髪際に至ります。
別の1枝は頸動脈に沿って前頸部を下り、鎖骨上窩に入り、胸部乳腺上を下行し、横隔膜を貫き、胃に帰属した後、脾をまとい、腹直筋に沿って臍の両側を下り、大腿前外側、膝関節、下腿前外側を下行し、足の第2趾外端に終わります。
また足三里穴下方より枝別が出て、第3趾へ行きます。
さらに衝陽穴から分かれて第1趾に至る枝別があります。
陽明胃経は45穴の経穴を含み、承泣穴に始まり、厲兌穴に終わります。