東洋医学の基礎知識

「気」って、どんなもの?

生命活動を支えるエネルギーです

東洋医学において肉体の生理作用を担うものに「気」「血」「津液」という3つがあります。

そのうち「気」は、元気・気力・活気・勇気・気質・気性などといった言葉の意味からもわかるように、生命活動を支えるエネルギーであると東洋医学では定義付けているのです。

そして「気」の材料となるものには、先天性のものと後天性のものがあり、先天性のものは両親から授かる生命である「先天の精」、また後天性のものには普段の食事に含まれる栄養に当たる「後天の精」と酸素に相当する「自然界の清気」があります。