表皮には皮脂腺や汗腺が開口していて、皮下組織に毛球を持つ毛が表皮を貫いて外部へ出ています。表皮の一番下の層の基底層から上部へ有棘層、顆粒層、角層(角質層ともいう)の４層から成り立っています。

中でも角層の働きが美容上、重要な意味を持っており、肌の滑らかさ、肌荒れは角層の状態を指します。角層は層状に１０数枚から２０枚ほど重なりあって形成され、外部からの異物の侵入や水分の蒸発を防ぎ、内部の保湿成分の喪失も防止し、皮膚のみずみずしさを保っています。