病中・病後移動・外出

パーキンソン症が進行していくと歩行、移動などは特に気を付けないといけないことは?

とても体のバランスが悪く、常に付き添う必要がある状態です。症状が進んでいくともっと歩きにくくなるのでしょうか?

すくみ、突進現象などの配慮を

背中が曲がって前かがみになり、ひじやひざも曲がってきますので、体のバランスが悪くなって体の向きを変えるときには、転倒しやすくなります。

また、歩幅が小さくなる「すり足」、歩いているうちに小走りになって止まらなくなる「突進現象」、歩こうとしても足が前に出ない「すくみ」などの歩行障害が出てきます。

「すくみ」によって前進できないときは、またぐという動作は出来るので、介助者が足を前に出して、またいでもらうようにすると足が前にでます。

「突進現象」には杖を持ってもらうとストパーになるので便利です。