心筋梗塞

心筋梗塞は、冠動脈が血栓などにより急に閉塞した結果、心筋が不可逆的な壊死に陥った状態で、不安や恐怖をともなう激しい胸痛とともに胸が強く締め付けられ、冷や汗・吐き気・嘔吐・呼吸困難・意識障害などの症状が現れる疾患です。
発症時の胸の痛みは、数十分以上持続し数時間に及ぶこともあって死に至るケースも約10%と非常に高いのですが、高齢者や糖尿病を患っている人では痛みのない場合もあるのです。
またこの疾患は、疲労やストレス、過度な温度変化などをきっかけとする場合が多く、その発症率は男性が女性の2倍以上と高いのですが、閉経後75以上になるとその差はなくなります。

代表的な『症状』

胸部の激痛・胸部圧迫感・動悸・不整脈・冷や汗・吐き気・嘔吐 など

発症する『原因』

狭心症・肥満・高血圧・高脂血症・喫煙・ストレス・加齢 など

行われる『検査』

心電図・超音波検査・血液一般検査・血液生化学検査・心筋シンチグラフィ・冠動脈造影 など

行われる『治療』

薬物療法・食事療法・カテーテル手術・外科手術・日常生活指導・鍼灸治療 など

自己診断サイトへ