心的外傷後ストレス障害(PTSD)

心的外傷後ストレス障害(PTSD)は、自分の命に関わるような事故あるいは家族や恋人など、近しい人の予期せぬ凄惨な死を目撃するなどといった心に深い傷を負う出来事にさらされた結果、その経験や記憶が認知的枠組みと呼ばれる自分の精神許容範囲を超えてトラウマ(心的外傷)となり、それがストレスとなって心と身体に様々な障害や症状を引き起こしてしまう疾患です。
トラウマとなった出来事を象徴する状況や関連する刺激などに対し怯え・不安・怒り・孤立感・罪悪感などといった強い心理的苦痛や頭痛・吐き気・腹痛・不眠などといった著しい生理的反応が起こり生活に支障をきたすもの、それこそが「PTSD」なのです。

代表的な『症状』

自分あるいは他人の恐怖体験に関連する物事や場所を避ける・悪夢を繰り返し見る・不眠・意欲低下・不安感・驚きやすい など

発症する『原因』

事故や災害といった心的外傷・トラウマ体験 など

行われる『検査』

問診・DSM-5診断・ICD-10診断 など

行われる『治療』

薬物療法・心理療法・鍼灸治療 など

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