声帯ポリープ

声帯ポリープは、声を使った後に声が枯れたり割れたり、高い音が出しにくくなったりする疾患で、1日のうちでも夕方は朝に比べて声帯が疲労しているため、症状が悪化します。
歌手やアナウンサーなどのように声を酷使することにより、声帯が激しく運動することで粘膜下に循環障害が起こって出血し、血腫となったものがポリープなのですが、悪性化することはありません。
好発部位は声帯の前方1/3の部分で、その多くは一側性にみられポリープが小さいうちは投薬治療などを行いますが、大きくなると手術が必要となります。また日常においては、飲酒や喫煙など声帯への刺激を避け、大きな声を出さないようにすることも大切です。

代表的な『症状』

声のかすれ・声が割れる・声が出にくい・息苦しい・のどの異物感・のどの疲労感 など

発症する『原因』

声の酷使・喫煙・かぜ など

行われる『検査』

間接喉頭鏡検査・喉頭ファイバースコープ検査・生検組織検査 など

行われる『治療』

薬物療法・ネブライザー吸入・喉頭顕微鏡下手術・禁煙・鍼灸治療 など

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