プール熱(咽頭結膜炎)

プール熱はアデノウイルスに汚染されたプールの水を介して感染し流行的に広がるもので、ウイルスが咽頭や結膜に炎症を起こさせるため正しくは「咽頭結膜炎」と呼ばれます。
症状は5~7日の潜伏期間の後、3~7日間続く発熱、眼の痛み・充血・流涙などの結膜炎症状、のどの発赤・痛みなど咽頭炎症状、その他に頭痛・鼻水・鼻閉・咳などの風邪様症状や全身倦怠などもみられます。
アデノウイルスに対する特効薬はありませんが、予後は良好です。しかし咽頭結膜炎は症状が消失した後も感染力は残っているので、2日間ほど過ぎるまでは注意が必要です。

代表的な『症状』

発熱・頭痛・鼻水・鼻づまり・咳・痰・全身倦怠感・下痢・腹痛・のどの痛み・のどの違和感・眼痛・流涙 など

発症する『原因』

アデノウイルス

行われる『検査』

ウイルス診断迅速キット検査・アデノウイルス簡易検査・血清学的検査 など

行われる『治療』

薬物療法・鍼灸治療 など

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