エイズ(後天性免疫不全症候群)は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が免疫細胞であるCD4陽性Tリンパ球に感染することによって起こる疾患で、性的接触によるものが8割以上を占め、他に血液製剤などによる血液感染やHIV感染者の妊娠・出産・授乳などによる母子感染によって感染します。
症状は感染後数週間で消失する発熱・咽頭痛などの風邪様症状に始まり、その後数年~十数年の無症候期を経たあと、リンパ節腫脹・体重減少など発症の前駆症状を呈するエイズ関連症候群期、そしてカポジ肉腫やカリニ肺炎など様々な日和見感染症状が起こる発症期へと移行し、治療をしても予後はあまり良くありません。
発熱・のどの痛み・リンパ節腫脹・関節痛・筋肉痛・発疹・体重減少・下痢・感染症にかかりやすい など
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)
血清学的検査・HIV遺伝子検査 など
薬物療法・鍼灸治療 など