漢方薬(方剤・生薬)

漢方方剤の分類の仕方には、どんなものがあるの?

漢方方剤の分類は、研究者や文献によって多種多様です。

長い漢方薬の歴史において方剤は、薬効による分類のみならず、病因別・目的別など様々な分類がなされてきました。

以下に示す方剤種別は、総合医療研究機関、一般社団法人『日本東洋医学協会』が、清の時代の医学書「医方集解」の分類を中心に数多くの医学文献や研究資料を調査・研究・分析し、22種類のカテゴリーに厳正かつ適正に分類したものです。

「解表剤」「瀉下剤」「和解剤」「清熱剤」「祛暑剤」「補益剤」「安神剤」
「竅開剤」「理気剤」「理血剤」「治風剤」「潤燥剤」「祛湿剤」「祛痰剤」
「駆虫剤」「涌吐剤」「癰瘍剤」「外用剤」「表裏双解剤」「温裏散寒剤」
「収斂固渋剤」「消導化積剤」

また、これらの方剤種別はそれぞれ更に細かく分類がなされます。