「足の厥陰肝経」は、足の母趾先端外側より起こり、足背を通って下腿内側の頸骨面を上行し、大腿内側から生殖器をまとい、鼠径部より斜めに側腹部に至り、肋骨弓に沿い、肝に帰属し胆をまとって側胸部に散布します。
別枝は肝より分かれて、ひとつは肺に注ぎ、もうひとつは気管、喉頭の後ろをめぐり、咽頭に出て、さらに上って眼に至り、脳をめぐって頭頂に出ます。
厥陰肝経は13穴の経穴を含み、大敦穴に始まり、期門穴に終わります。