経絡(けいらく)は「経脈」と「絡脈」に分かれますが、絡脈は固有の経穴を持たないため主要な幹線である経脈を分類すると「経脈」は、正経と呼ばれる主たる経脈が12、奇経と呼ばれるものが8つから構成されています。
正経は「十二経脈」とも言われ全ての経脈において固有の経穴を持っています。
また奇経は「奇経八脈」とも言われそのうち任脈と督脈の2つは固有の経穴を持っていますが、残りの奇経は固有の経穴を持っていません。
ですから経絡(けいらく)の中核をなすものは、十二経脈と奇経の任脈・督脈であり、これらは合わせて「十四経」とも呼ばれます。