<心包>と<三焦>は、東洋医学独特の概念で特定の器官を指すものではなく、形のない機能だけを持つものとして「臓腑」の概念に含まれているため両方の臓腑とも実際には存在していません。
しかし、その役割は大切なもので、<心包>は自分が犠牲となって<心>を守るボディーガードの役割、<三焦>は津液など身体の水分代謝のための通路とされています。
また<三焦>は、上焦・中焦・下焦に分けられます。