東洋医学の基礎知識

「津液」って、どんなもの?

人体の正常な水分の総称です

東洋医学において肉体の生理作用を担うものに「気」「血」「津液」という3つがあります。

そのうち「津液」(しんえき)は、人体の正常な水分の総称であり、リンパ液・細胞内液・唾液・胃液・涙・汗・尿などが全てそれに含まれます。

そして「津液」は体表から体内の深部にいたるまで広く身体を潤すとともに体温調節の働きもしています。