製品の特徴
有効成分である塩酸ジフェンヒドラミンが、大衆薬としての配合上限量である2.0%処方された皮膚の薬です。塩酸ジフェンヒドラミンは、かゆみなどのもとであるヒスタミンの働きをおさえて、かゆみをおさえると同時に、湿疹や皮ふ炎などにすぐれた効きめをあらわします。また、本剤はやわらかく、のびやすい乳剤性軟膏です。ですから、かゆみなどの広い患部にも塗り広げやすく、使用感のよいお薬となっております。その上、本剤は無香料・無着色・低刺激性です。
使用上の注意
相談すること
- 次の人は使用前に医師又は薬剤師に相談すること
- 医師の治療を受けている人。
- 本人又は家族がアレルギー体質の人。
- 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 湿潤やただれのひどい人。
- 次の場合は、直ちに使用を中止し、この添付文書を持って医師又は薬剤師に相談すること
- 使用後、次の症状があらわれた場合
関係部位:皮ふ 症状:発疹・発赤、かゆみ、はれ - 5-6日間使用しても症状がよくならない場合
効能・効果
湿疹、皮膚炎、かゆみ、かぶれ、あせも、ただれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
成分・分量
塩酸ジフェンヒドラミン/20mg/湿疹やかゆみ等のもとになるヒスタミンの働きをおさえ、湿疹やかゆみ等にすぐれた効きめがあります。
(添加物としてセタノール、ステアリルアルコール、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油50、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、エデト酸塩、パラベンを含有する。)
保管及び取扱い上の注意
- 高温をさけ、直射日光の当たらない涼しい所に密栓して保管すること。
- 小児の手の届かない所に保管すること。
- 他の容器に入れ替えないこと。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
- 使用期限(外箱及びチューブに記載)をすぎた製品は使用しないこと。
用法・用量
用法・用量に関連する注意
- 用法・用量を守ること。
- 小児に使用させる場合には、保護者の指導監督のもとに使用させること。
- 目に入らないよう注意すること。万一、目に入った場合には、すぐに水又はぬるま湯で洗うこと。なお、症状が重い場合には、眼科医の診療を受けること。
- 外用にのみ使用すること。
使用方法
- まずキャップをはずして、キャップ上部の突起部でチューブの出し口(アルミシール)にしっかり穴をあけてください。
- やわらかい乳剤性軟膏のため、チューブを軽く押して適量をとり出し、お使いください。
- 使用後は必ずキャップをしっかりしめてください。
*使用後はチューブの口元をきれいに拭きとり、乳剤性軟膏がまわりに付着しないように注意してください。