製品の特徴
つらいアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎等による諸症状に効果を発揮する鼻炎用内服薬です。
●塩酸プソイドエフェドリンが、鼻粘膜の充血やはれを抑えて鼻づまりを改善します。
●抗ヒスタミン剤としてd-クロルフェニラミンマレイン酸塩、副交感神経を遮断するベラドンナ総アルカロイド、炎症を抑えるグリチルリチン酸二カリウム、頭重を緩和する無水カフェインを配合しています。
●飲みやすいカプレット(カプセルの形をした錠剤)です。
●1回1錠(15歳以上)、1日3回服用する鼻炎用内服薬です。
●7歳から服用できます(7歳以上15歳未満、1回1/2錠、1日3回)。
使用上の注意
してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
- 次の人は服用しないで下さい
- 本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。
前立腺肥大による排尿困難 - 次の診断を受けた人。
高血圧、心臓病、甲状腺機能障害、糖尿病
- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないで下さい
他の鼻炎用内服薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬)、塩酸フェニルプロパノールアミンを含有する内服薬(かぜ薬、鎮咳去痰薬) - 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないで下さい(眠気や目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがあります。)
- 長期連用しないで下さい
相談すること
- 次の人は服用前に医師又は薬剤師に相談して下さい
- 医師の治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 高齢者。
- 本人又は家族がアレルギー体質の人。
- 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。 高熱、排尿困難、むくみ
- 次の診断を受けた人。 緑内障、腎臓病
- モノアミン酸化酵素阻害剤(セレギリン塩酸塩等)で治療を受けている人。
- 次の場合は、直ちに服用を中止し、添付文書を持って医師又は薬剤師に相談して下さい。
- 服用後、次の症状があらわれた場合
皮 ふ・・・発疹・発赤、かゆみ
消化器・・・悪心・嘔吐、食欲不振
精神神経系・・・めまい、不眠、神経過敏、頭痛
その他・・・排尿困難、顔のほてり、異常なまぶしさ
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けて下さい。
- ショック(アナフィラキシー)
服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。 - 偽アルドステロン症
尿量が減少する、顔や手足がむくむ、まぶたが重くなる、手がこわばる、血圧が高くなる、頭痛等があらわれる。
- 5-6日間服用しても症状がよくならない場合
- 次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師に相談して下さい
口のかわき、便秘
効能・効果
アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎又は急性鼻炎による次の諸症状の緩和:
鼻みず(鼻汁過多)、鼻づまり、くしゃみ、なみだ目、のどの痛み、頭重(頭が重い)
成分・分量
本品は、白色の割線のあるカプレット剤(錠剤)で、3錠中に次の成分を含有します。
塩酸プソイドエフェドリン 180mg・・・鼻粘膜の充血やはれを抑えて鼻づまりを改善します。
d-クロルフェニラミンマレイン酸塩 6mg・・・アレルギー症状(鼻水、鼻づまり、くしゃみ、なみだ目)を抑えます。
ベラドンナ総アルカロイド 0.4mg・・・分泌抑制作用により鼻水やなみだ目を抑えます。
グリチルリチン酸二カリウム 60mg・・・炎症を抑え、鼻炎の症状を緩和します。
無水カフェイン 120mg・・・鼻炎に伴う頭重をやわらげます。
添加物:ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、トウモロコシデンプン、CMC-Ca、セルロース、乳糖
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管して下さい。
- 小児の手の届かない所に保管して下さい。
- 他の容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり、品質が変わります。)
- 1錠を分割した残りは、他の医薬品と間違えないように外箱中に保管し、2日以内に服用して下さい。
- 外箱に記載の使用期限を過ぎた製品は服用しないで下さい。
用法・用量
次の量を、水又はお湯で服用して下さい。
15歳以上(大人)・・・1回1錠・1日3回 ただし、服用間隔は4時間以上おいて下さい。
7歳以上15歳未満・・・1回1/2錠・1日3回 ただし、服用間隔は4時間以上おいて下さい。
7歳未満・・・服用しないで下さい用法・用量に関連する注意
- 用法・用量を厳守して下さい。
- 7歳以上の小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させて下さい。
- 錠剤を1/2に割るときは、割線の反対方向に折って下さい。
- 錠剤の入っているPTPシートの凸部を指先で強く押して、裏側のアルミ箔を破り、取り出して服用して下さい。(誤ってそのまま飲み込んだりすると食道粘膜に突き刺さる等思わぬ事故につながります。)