製品の特徴
花粉・ハウスダストなどによって起こるくしゃみ・鼻水・鼻づまりといったアレルギー性鼻炎症状にすぐれた効果を発揮します。抗アレルギー作用と抗ヒスタミン作用を兼ね備え、かつ眠くなりにくい成分「メキタジン」を配合した、効き目を求める方におすすめの鼻炎用内服薬です。
使用上の注意
してはいけないこと(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故がおこりやすくなる)
- 次の人は服用しないでください。
- 本剤によるアレルギー症状を起こしたことがある人
- 次の症状のある人 排尿困難(前立腺肥大によるものを含む)
- 次の診断を受けた人 緑内障、前立腺肥大、心臓病、腎臓病、高血圧、甲状腺機能障害、糖尿病
- 妊婦又は妊娠していると思われる人
- 高齢者(65歳以上)
- 15才未満の小児
- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください。
他の鼻炎用内服薬、抗ヒスタミン剤を含有する内服薬(かぜ薬、鎮咳去痰薬、乗物酔い薬、アレルギー用薬、催眠鎮静薬) - 服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないでください。
(眠気や目のかすみ、異常なまぶしさ等の症状があらわれることがある) - 授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳をさけてください。
- 服用時は飲酒しないでください。
- 長期連用しないでください。
相談すること
- 次の人は服用前に医師又は薬剤師にご相談ください。
- 医師の治療を受けている人。
- 本人又は家族がアレルギー体質の人。
- 薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の症状のある人。高熱
- 胃腸鎮痛鎮痙薬を服用している人。
- 次の場合は直ちに服用を中止し、この説明書を持って医師又は薬剤師にご相談ください。
- 服用後、次の症状があらわれた場合。
関係部位 | 症状 |
皮ふ | 発疹・発赤、かゆみ |
消化器 | 悪心・嘔吐、食欲不振、腹痛 |
精神神経系 | 頭痛、倦怠感、ふらふら感 |
その他 | 排尿困難、顔のほてり、異常なまぶしさ |
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 | 症状 |
ショック (アナフィラキシー) | 服用後すぐにじんましん、浮腫、胸苦しさ等とともに、顔色が青白くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、息苦しさ等があらわれる。 |
肝機能障害 | 全身のだるさ、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)等があらわれる。 |
血小板減少 | 血液中の成分である血小板の数が減ることにより、鼻血、歯ぐきからの出血、青あざ等の出血症状があらわれる。 |
- 5-6日間服用しても症状がよくならない場合。
- 次の症状が あらわれることがあるので、このような症状の継続又は増強がみられた場合には、服用を中止し、医師又は薬剤師にご相談ください。
口の渇き、便秘、下痢、眠気
効能・効果
急性鼻炎
アレルギー性鼻炎又は副鼻腔炎による次の諸症状の緩和:くしゃみ、鼻みず(鼻汁過多)、鼻づまり、なみだ目、のどの痛み、頭重(頭が重い)
成分・分量
1日量:3錠中
有効成分 | 配合量 |
メキタジン | 4.0mg |
フェニレフリン塩酸塩 | 15.0mg |
ベラドンナ総アルカロイド | 0.4mg |
無水カフェイン | 60.0mg |
添加物 | トウモロコシデンプン、セルロース、D-マンニトール、ヒドロキシプロピルセルロース、中鎖脂肪酸トリグリセリド、ポリソルベート80、無水ケイ酸、ステアリン酸Mg、酒石酸、スクラロース、l-メントール、ハッカ油、香料 |
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所にキャップをしっかりしめて保管してください。
- 小児の手の届かない所に保管してください。
- 他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わる。)
- 濡れた手で触れないでください。(品質が変わる)
- 使用期限の過ぎた製品は服用しないでください。なお、使用期限内であっても一度内袋を開封した後は、なるべく早くご使用ください。
●お願い
服用のときは、ケースのキャップを開け、1錠ずつ取り出してください。
用法・用量
次の量を、かむか、口中で溶かして服用してください。ただし、服用間隔を4時間以上おくこと。
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
成人(15才以上) | 1錠 | 3回 |
15才未満及び65歳以上 | 服用しないこと |
●用法・用量を厳守してください。