一般用医薬品

命の母 内服液

リスク区分 第二類医薬品

製品の特徴

女性保健薬です。更年期や生理の時には、ちょっとしたストレスなどで、すぐに生理機能のバランスを崩してしまい、身体だけでなく心も不安定になりがちです。「命の母生薬内服液」は、9種の生薬成分を用いて作られた医薬品です。ひとつひとつ抽出された生薬成分が血行を促して身体を温め、気を補い心身の不調を改善します。

使用上の注意

相談すること

  1. 次の人は服用前に医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
    1. 医師の治療を受けている人
    2. 妊婦または妊娠していると思われる人
    3. 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人
    4. 胃腸の弱い人
  2. 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること
    関係部位症状
    皮ふ発疹・発赤、かゆみ
    消化器吐き気、食欲不振
  3. 1ヶ月くらい服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談すること

効能・効果

更年期障害、血の道症(注1)、月経不順、冷え症およびそれらに随伴する次の諸症状:月経痛、腰痛、頭痛、のぼせ、肩こり、めまい、動悸、息切れ、手足のしびれ、こしけ(注2)、血色不良、便秘、むくみ
(注1)「血の道症」とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴ってあらわれる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。
(注2)「こしけ」とは、おりもののことである。

成分・分量

1日量(2本(1本:30ml中))中
トウキエキス:12ml (トウキとして1.2g)
センキュウ流エキス:1ml (センキュウとして1g)
サイシンエキス:1ml (サイシンとして1g)
シャクヤクエキス:2ml (シャクヤクとして2g)
ニンジン流エキス:0.7ml (ニンジンとして0.7g)
カンゾウエキス:7ml (カンゾウとして0.7g)
モクツウエキス:10ml (モクツウとして1g)
タイソウエキス:22.5ml (タイソウとして2.25g)
ケイヒ流エキス:0.7ml (ケイヒとして0.7g)
添加物として、ハチミツ、安息香酸Na、パラベン、香料を含有する(エタノール0.1ml以下)

○トウキ(当帰):セリ科のトウキの根。婦人薬、冷え症薬に配合されることが多い。
○センキュウ(川キュウ):中国のほか、日本の北海道、東北地方に産し、セリ科のセンキュウの根茎。トウキとともに婦人薬、冷え症薬に使用されることが多い。
○サイシン(細辛):日本、朝鮮半島、中国に分布するウマノスズクサ科の多年草、ウスバサイシン。日本では一般に根と根茎を用いる。
○シャクヤク(芍薬):ボタン科の多年草であるシャクヤクの根。婦人薬、冷え症薬に配合されている。
○ニンジン(人参):中国や韓国の原産でウコギ科の多年草、オタネニンジンの根。成分のサポニン配糖体は、最近世界各国でその薬効が再認識され、科学的な裏づけがなされつつある。
○カンゾウ(甘草):マメ科の多年草である甘草の根および根茎。配合剤として広く使用されている。
○モクツウ(木通):日本、朝鮮半島、中国に分布するアケビ科の落葉つる性木本、アケビの茎を用いる。
○タイソウ(大棗):クロウメモドキ科の落葉高木、ナツメの半熟果実を用いる。中国では昔から重要な五果のひとつとして栽培されてきた。
○ケイヒ(桂皮):おもに中国南部、ベトナム、タイなどに産するものでクスノキ科のニッケイ類の樹皮。

保管及び取扱い上の注意

  1. 直射日光のあたらない湿気の少ない涼しいところに保管すること
  2. 小児の手の届かないところに保管すること
  3. 他の容器に入れ替えないこと(誤用の原因になったり、品質が変わる)
  4. キャップをあけたら飲みきること。キャップをあけたまま保存しないこと

用法・用量

次の量をよく振ってから服用してください。
年齢1回量1日服用回数
大人(15才以上)1本2回
15才未満×服用しないこと

用法・用量に関連する注意

定められた用法・用量を厳守すること。
●本剤は、生薬配合のため沈でんを含んでいるので、服用前によく振ってから服用すること

製薬会社

小林製薬