製品の特徴
急な発熱や痛みを緩和するアセトアミノフェンを主成分とした、1才から11才未満のお子さま用の解熱鎮痛薬です。
お子さま好みの「イチゴ味」の顆粒剤です。発熱時に消耗するビタミンC(アスコルビン酸)を配合しています。胃にやさしい解熱鎮痛薬です。保存・携帯しやすく、常備薬としても便利な個包装です。医薬品。
(C)やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
使用上の注意
本剤は小児用ですが、解熱鎮痛薬として定められた一般的な注意事項を記載しています。してはいけないこと
(守らないと現在の症状が悪化したり、副作用・事故が起こりやすくなります)
- 次の人は服用しないでください
- 本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 本剤又は他の解熱鎮痛薬、かぜ薬を服用してぜんそくを起こしたことがある人。
- フェニルケトン尿症の人。(本剤はL-フェニルアラニン化合物を含有するため。)
- 本剤を服用している間は、次のいずれの医薬品も服用しないでください
他の解熱鎮痛薬、かぜ薬、鎮静薬。 - 服用前後は飲酒しないでください
- 長期連用しないでください
相談すること
- 次の人は服用前に医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
- 医師又は歯科医師の治療を受けている人。
- 妊婦又は妊娠していると思われる人。
- 高齢者。
- 薬などによりアレルギー症状を起こしたことがある人。
- 次の診断を受けた人。
心臓病、腎臓病、肝臓病、胃・十二指腸潰瘍
- 服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性がありますので、直ちに服用を中止し、この説明文書を持って医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
関係部位 | 症状 |
皮ふ | 発疹・発赤、かゆみ |
消化器 | 吐き気・嘔吐、食欲不振 |
精神神経系 | めまい |
その他 | 過度の体温低下 |
まれに下記の重篤な症状が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。症状の名称 | 症状 |
ショック(アナフィラキシー) | 服用後すぐに、皮ふのかゆみ、じんましん、声のかすれ、くしゃみ、のどのかゆみ、息苦しさ、動悸、意識の混濁等があらわれる |
皮膚粘膜眼症候群 (スティーブンス・ジョンソン症候群)、 中毒性表皮壊死融解症、 急性汎発性発疹性膿疱症 | 高熱、目の充血、目やに、唇のただれ、のどの痛み、皮ふの広範囲の発疹・発赤、赤くなった皮ふ上に小さなブツブツ(小膿疱)が出る、全身がだるい、食欲がない等が持続したり、急激に悪化する |
肝機能障害 | 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮ふや白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる |
ぜんそく | 息をするときゼーゼー、ヒューヒューと鳴る、息苦しい等があらわれる |
間質性肺炎 | 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする |
腎障害 | 発熱、発疹、全身のむくみ、全身のだるさ、関節痛(節々が痛む)、下痢等があらわれる |
- 5-6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、この説明文書を持って医師、歯科医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください
効能・効果
1)悪寒・発熱時の解熱
2)頭痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・関節痛・神経痛・腰痛・筋肉痛・肩こり痛・打撲痛・骨折痛・ねんざ痛・月経痛(生理痛)・外傷痛の鎮痛
成分・分量
有効成分 1日量3包(3.6g)中
成分 | 分量 | はたらき |
アセトアミノフェン | 450mg | 熱を下げ、痛みをしずめます。 |
アスコルビン酸(ビタミンC) | 150mg | 発熱時に消耗するビタミンCを補給します。 |
グリシン | 450mg | 解熱鎮痛成分による胃への負担をやわらげます。 |
添加物としてキシリトール、D-マンニトール、トウモロコシデンプン、ポピドン、アスパルテーム(L-フェニルアラニン化合物)、ステビア抽出精製物、軽質無水ケイ酸、三二酸化鉄、香料を含有します。
※本剤に卵、牛乳由来の成分は配合されていません。
保管及び取扱い上の注意
- 直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
- 小児の手のとどかない所に保管してください。
- 他の容器に入れかえないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
- 使用期限(ケース及び袋に記載)をすぎた製品は服用しないでください。
- 1包を分割した残りは、袋の口を2度折り返して保管し、2日以内に服用してください。
用法・用量
年齢 | 1回量 |
7才以上11才未満 | 1包 |
3才以上7才未満 | 2/3包 |
1才以上3才未満 | 1/2包 |
1才未満 | 服用しないこと |
1日3回を限度とし、なるべく空腹時をさけて服用してください。服用間隔は4時間以上おいてください。用法・用量に関連する注意
- 小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
- 2才未満の乳幼児には、医師の診療を受けさせることを優先し、止むを得ない場合にのみ服用させてください。